トヤマブラックシャンプーを手に取り、紹介する山城さん=高岡市内の理容店

  「新名物」定着を

 高岡、射水、砺波市の理容師でつくる理美容研究団体「STFグループ」が、富山名物のラーメン「富山ブラック」にちなんだ真っ黒なシャンプーを開発した。黒色に見えるように配合した竹炭パウダーは頭皮の汚れや皮脂を除去し、中高年のニーズに合うように消臭効果も高い製品に仕上げた。同団体に加盟する理容店や道の駅井波(南砺市)で販売し、富山発の新名物として定着を図る。

 開発した商品は「TOYAMA BLACK SHAMPOO(トヤマブラックシャンプー)」。粉末状の竹炭に加え、髪の毛にはり、つやを与える「ヘマチン」、抗酸化作用や消臭効果が期待できる「カキタンニン」などを配合した。シャンプーを手に出した時、真っ黒に見えるように各成分の配合比率に試行錯誤した。

  女性は花の香り好評

 主なターゲットは、加齢臭や頭皮の脂汚れに悩みを抱える30~40代の男性だが、花の香り(フローラル)が女性の利用者にも好評という。黒の容器に白で商品名と富山の地図を記したシンプルなデザインで、290ミリリットル入り2200円(税込み)で販売する。

 シャンプーは、STFグループ代表で理容店「ヘアーファクトリーE’(イーダッシュ)」(高岡市福岡町大滝)を営む山城寿博さん(47)が中心となって発案した。2018年6月に製品化した「漢(おとこ)のシャンプー」の第2弾で、今回は髪の洗い上がりがよりしっとりとする点にも配慮した。

 STFグループの会員が経営する6店舗で製品を扱い、希望すれば散髪時に試すこともできる。山城さんは「コロナ禍で世の中が停滞している時こそ、新しいことに挑戦したい。シャンプーの黒色と香りのギャップも楽しんでほしい」と話した。会員の店舗は次の通り。

 ヘアーファクトリーE’、よしだのとこや(砺波市)、床屋HOME―BASE(射水市)、Hair Styling Space GROVE(同)とこやネオ(砺波市)Men‘s hair Design OSHIMA(高岡市)

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