アサガオの手入れをする住民=小矢部市八和町

 小矢部市八和町の市営住宅「石動住宅」前の公園で、住民有志でつくる「朝顔を守る会」が丹精したアサガオが満開を迎え、夏に彩りを添えている。今年は石動住宅の20周年の節目で、住民は今後も公園の手入れを続け、一帯を花いっぱいにしようと思いを新たにした。

 石動住宅は30戸のうち、24戸が入居し、住民で石動住宅町内会をつくる。2018年に守る会が結成され、世話人の北和昭さん(72)が知り合いを通じて種を入手した日本アサガオの栽培を続けている。住宅前の公園の草が数年前から伸び放題になり、周辺の美観を損ねていたことを契機として始まった。

 今年は公園内を9区画に分け、くいの立て方やつるの巻き付け方などを工夫して育てた結果、通常のアサガオより約3倍多い花を付けた。6月27日に最初の花が確認された後、1万3千を超える花が咲き誇る。10日ごろまでが見頃という。

 今後はチューリップやマリーゴールド、シバザクラなども植栽する予定で、石動住宅町内会の小川真由美会長(62)は「予想以上に美しく咲いて良かった。今後も環境を整えたい」と話し、北さんは「花を通じて交流も生まれており、少しでも住民の心が和んでほしい」と語った。

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