県は4日、8月に確認された新型コロナ感染者の検体59件を調べた結果、69・5%に当たる41件がインド由来の変異株「デルタ株」だったと発表した。7月の調査では32・7%にとどまっており、デルタ株の広がりが足元の感染急拡大につながったとみている。

【関連 石川県内感染、過去2番目118人】

 県は6月、検体が残っている人を対象にデルタ株かどうかを調べる「スクリーニング検査」を開始し、同22日に県内初となる同株を確認した。

 6月は1カ月間で79件を検査し、デルタ株は1件(1・3%)のみだったが、7月は392件のうち128件と約3割を占めた。8月はさらに割合が高まり、4日間分の検査で7割近くに達した。

 デルタ株は従来株より感染力が強く、国立感染症研究所の推計によると、東京では感染の77%がデルタ株に置き換わった。県健康福祉部の担当者は「全国の傾向と同じように、県内も置き換わりが急速に進んでいる。これまで以上に慎重な行動を心掛けてほしい」と呼び掛けた。

無断転載・複製を禁じます