準々決勝の中継を見守る松下選手の父秀一さん=4日午後0時9分、小松市の里山自然学校大杉みどりの里

松下選手の準々決勝のレースを見守る市職員=4日午後0時10分、小松市役所

 カヌースプリント男子のカヤックシングル(K1)200メートルに出場した松下桃太郎選手(33)の地元・小松市では4日、両親らが声援を送った。松下選手の父秀一さん(66)は園長を務める里山自然学校大杉みどりの里で、スマートフォンを手に競技の中継を見守り、準決勝進出を喜んだ。

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 スマホの画面を見詰めていた秀一さんは5日の準決勝進出が決まると、「明日も見られるね。ここで負けたら悲しいやろ」と表情を和らげた。松下選手が予選は出遅れたことを振り返り、「決勝に行けるのが一番だけど、タイム的には遅い。できるだけ上位を目指してほしい」と願った。

 母明美さん(61)も結果を受けて安堵(あんど)の声を漏らし「明日につながってよかった。順位はともかく、自分の力を出し切れたらそれで十分」と話した。

  市職員も声援

 市役所では職員が日本国旗を手に、インターネット中継で松下選手のレースを見届けた。準々決勝で勢いよくスタートを切ると「いけるいける」「頑張れ」と声援を送り、2着でゴールすると拍手を送った。

 松下選手の母校・松東中の先輩である宮橋勝栄市長は「勢いがあった。ぜひ決勝に進んでもらい、メダル争いをしてほしい」と期待した。

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