経済産業省は3日、2030年時点の各電源の発電コストの試算結果を有識者会議で示した。7月に示した数値を具体化したもので、事業用太陽光の下限8・2円が最も安く、これまで最安だった原子力を下回った。脱炭素化に向けた再生可能エネルギー拡大に追い風となりそうだ。発電コストの見直しは6年ぶり。

 試算は、発電設備を新たに更地に建設し運転した場合を前提に1キロワット時当たりの発電コストを算出した。太陽光はパネルなどの価格低下を背景に、事業用が8・2~11・8円、住宅用が8・7~14・9円となる。いずれも下限は15年の前回試算から4円前後下がった。

無断転載・複製を禁じます