停止した特急サンダーバード8号=3日午前8時半、能美市大浜町

 3日午前7時23分ごろ、金沢発大阪行きの特急サンダーバード8号(9両編成)が、北陸線能美根上駅の約50メートル手前で車両の揺れを検知し停止した。確認作業のため、美川-福井間の上下線で同9時20分まで、列車の運行を見合わせた。乗客約100人にけがはなかった。通勤時間帯に特急と普通列車が計8本運休、計17本が遅れ、約3千人に影響した。

 JR西日本金沢支社によると、列車は搭載されていた挙動検知システムにより、自動停止した。乗務員が現場で車体や機器に異常がないか確認した。乗客は約1時40分、車内で待機した。列車は同9時9分に運転を再開した。

 この影響で金沢発着の特急しらさぎ2本、普通列車6本が運休した。特急と普通列車計17本に最大約2時間の遅れが発生した。同社が原因を調べている。

 能美根上駅には消防車両7台とパトカー3台が駆けつけた。停車中の列車内は冷房が止まり、消防署員は乗客に経口補水液を配った。

 能美根上駅構内では約40人が列車の再開を待ち、30代女性が体調不良を訴えた。列車は踏切をふさいで停止したため、運転を再開するまで市道約230メートル区間が通行止めとなった。

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