準々決勝進出を決め喜ぶ赤穂選手(後列右端)ら日本チーム=2日午前11時40分、さいたまスーパーアリーナ

赤穂選手にエールを送る石崎クラブのメンバー=2日午前10時20分、七尾市石崎町内の集会所

  「金メダルを」

 バスケットボール女子の日本代表が100点ゲームで予選を突破し、七尾市出身の赤穂ひまわり選手(22)の地元では、古巣の石崎ミニバスケットボールクラブの後輩が歓喜に沸いた。同市石崎町内の集会所でテレビ観戦したメンバー11人は、4日からの決勝トーナメントに挑む先輩に「金メダルを目指して」と進撃に期待した。

【本記 赤穂12得点、日本8強】

 前半、味方選手の3点シュートが好調な中、赤穂選手は体格で勝るナイジェリアにドリブルでインサイドに切り込んだ。第1クオーター、赤穂選手が相手からファウルをもらいながらシュートを決める3点プレーを見せ、石崎クラブのメンバーはメガホンやうちわを掲げて喜んだ。

 後半に入り、外からのシュートを警戒する相手チームに対し、赤穂選手がゴール下に切り込み得点を重ねると、会場の熱気がさらに高まった。副主将の石倉美空(みあ)さん(12)は「自分より背の高い相手に向かっていく姿がかっこいい」と声を弾ませた。

 試合終了のブザーが鳴り、勝利を祝う拍手が会場に響いた。主将の大松愛琉(あいる)さん(11)は「いつもリバウンドを取っていてすごい。私も赤穂選手のように五輪に出て世界の選手と戦えるように頑張りたい」と話した。

  「いい働きした」母・久美子さん

 七尾市大田町の自宅で観戦していた赤穂選手の母、久美子さん(49)は「守備のカバーなど目立たないところでいい働きをしていた」と娘の健闘をたたえた。試合後、通信アプリLINE(ライン)で活躍を褒めるメッセージを送ったところ「ほめてくれるの?」という喜びを表す返信があったという。久美子さんは「次の試合も地味でも勝利につながるプレーをしてほしい」と期待した。

 同市バスケットボール協会の長野真一会長(64)は「勝てて本当に良かった。本番はこれから。一つでも上に進めるように頑張ってほしい」と激励した。

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