富山市内の診療所で新型コロナウイルスワクチンの保管に不手際があり、約200回分が廃棄されていたことが31日分かった。市内で100回分を超える量が一度に廃棄されるのは初めてとみられる。

 市保健所によると、26日朝、米ファイザー製のワクチン34瓶を保管していた診療所の冷蔵庫の扉が開いたままになっているのに、出勤した看護師が気付いた。25日は休診日で、24日から開いていたとみられる。

 ワクチンは2~8度で1カ月間冷蔵保存できるが、常温では長時間の保管はできないとされる。市保健所の担当者は「ワクチンの取り扱いについて、各医療機関にあらためて注意喚起したい」とした。

 市が代わりのワクチンを手配し、診療所での接種業務に支障は出なかった。

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