石川県は30日、まん延防止等重点措置適用地域となる金沢市内の飲食店に対し終日、酒類提供の自粛を求めることを決めた。県独自で営業時間の短縮要請などの措置を講じる区域に白山と野々市市を指定し、両市の飲食店に対し午後9時までの時短と午後8時までの酒類提供の制限を要請する。適用期間は8月2~31日となる。

 30日に開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定した。

 県は当初、金沢市内の飲食店に対し午後9時までの時短を8月22日まで延長し、感染対策を取る認証店をのぞく飲食店に終日、酒類提供の自粛を要請すると決めていた。政府が重点措置対象地域で「感染が下降傾向と判断されるまで酒類提供を認めない」との方針を厳格化したため、県は政府方針に従って適用期間中、飲食店に対し酒類提供の全面停止を要請する。合わせて白山、野々市両市の飲食店に対しても県独自の時短と酒類提供の制限を求めることにした。

  集客施設も時短要請

 8月2~31日の適用期間中、金沢市内の1千平方㍍を超える集客施設に午後8時までの時短を要請し、1千平方㍍以下の施設には同時間までの時短協力を依頼する。白山、野々市両市の集客施設にも午後9時までの時短協力を求める。

 県は、全期間の実施を前提に飲食店に1店舗あたり、協力金を支給する。協力金は、金沢市の飲食店は7月26日~8月1日までの期間、中小企業は1日あたり2万5千円~7万5千円、8月2~31日の期間は認証店に1日4~10万円、それ以外の店は3~10万円。白山、野々市市の飲食店は8月2~31日に1日あたり2万5千円~7万5千円。大企業は20万円を上限に、1日あたりの売上高の減少額×0・4の額となる。

 金沢市内の集客施設にも時短要請の協力金を支払う。

無断転載・複製を禁じます