石川県は28日、新型コロナの新規感染者119人は1歳未満~70代男女で、感染経路不明者は過去最多の75人だったと発表した。県指標の1週間当たりの新規感染者は485人、感染経路不明者数は224人といずれも最多を更新。病床使用率は37・0%で、累計は4811人となった。

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 中等症は4人、60代以上は7人で、約9割が50代以下の軽症・無症状者だった。重症病床使用率は5・1%(2人)で、県の担当者は「ワクチン接種の効果が表れている」と評価している。

 クラスター(感染者集団)は、27日公表の職場関係で従業員1人が新たに陽性となり、累計8人となった。市町別では金沢市が77人と全体の64・7%を占めた。実際に運用する病床270床の使用率は59・6%に上がった。

 21~28日の感染者のうち検体が残っている190件を検査したところ、インド由来の変異株「デルタ株」が68件確認された。谷本正憲知事は「デルタ株への置き換わりが急速に進んでいる。感染急拡大の一因だ」とした。

 県農林業公社は28日、50代男性職員が感染したと発表した。同日の県の公表分には含まれていない。

  金沢職安職員が感染

 石川労働局は28日、金沢公共職業安定所(ハローワーク金沢)の職員2人が新型コロナに感染したと発表した。当面の間、一部窓口を臨時閉鎖する。

 羽咋市は総務部所属の40代男性職員が感染したと発表した。

 金沢市教委は市立学校に通う子ども4人の感染を、能美市は市立学校の生徒1人の感染をそれぞれ発表した。

 小松市は「やたの認定こども園あおぞら」の園児1人の感染を発表した。かほく市は、しらゆりこども園(同市白尾)の園児1人が感染したと発表した。31日まで臨時休園する。

 野々市市は、ほりうちこども園の女性保育教諭1人が検査で陽性だったと発表した。同園は29~31日を臨時休園する。

 イオンモール白山はインフォメーションの従業員1人が感染したとホームページで公表した。

  金沢競馬場で3人

 金沢競馬場は28日、場内に勤務する関係者3人の感染を発表した。いずれも観客と接する業務に就いておらず、29、31日の場外発売は通常通り実施する。

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