30日にドン・キホーテがオープンするパトリア。イベント開催でにぎわい復活を目指す=七尾市御祓町

  31日、1日 大賞4人の弁当販売 

  ドンキ開店初の週末に

 30日に総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」がオープンするJR七尾駅前の複合施設「パトリア」の再出発を後押しする目的で、七尾をPRするイベントが月1回程度開催される。第1弾として31日、8月1日、国際大会で日本一となった七尾市の農家が生産したコメの食べ比べイベントが行われる。今回はドンキが開店する初の週末に合わせ、地元が誇るコメのおいしさを紹介し、駅前のにぎわい回帰につなげる。

 イベントはパトリアの指定管理者で市が51%を出資する法人「創生ななお」が企画した。アイホー炊飯総合研究所(愛知県豊川市)が今年5月に発表した「炊飯・米飯商品米国際コンテスト」で、5部門中4部門で大賞を受けた七尾市内の農家4人が生産したコメを使った「食べ比べ弁当」を販売する。

 4人は、すし米大賞の石井昌嘉さん(66)=八田町=、タレ物大賞の田中哲(さとる)さん(53)=佐味町=、白飯大賞の小澤善昭さん(44)=古府町=、丼物大賞の森賢太さん(33)=矢田町=で、弁当には4人のコメをそれぞれ受賞した調理方法で提供し、梅干しを添えた日の丸弁当、丼、すしなどを詰めて出す。

 両日ともパトリア1階の「里山里海キッチン」で午前11時~午後1時、午後4~6時の計2回販売する。1個800円を予定しており、各回限定90個となる。コメも販売するほか、受賞したコメを紹介するパネルを設置する。

 パトリアでは新型コロナの感染状況を見ながら、今後も七尾の食や伝統文化を紹介するイベントを月1回程度、計画している。

 パトリアは2019年2月、当時の運営会社「七尾都市開発」が破産し、市が同12月に取得。昨年9月に核テナントとしてドンキの出店が決まった。

 市はパトリアと能登食祭市場を結ぶ御祓(みそぎ)川大通り一帯を含む地域で活性化に取り組んでおり、パトリアを中核と位置付けている。茶谷義隆市長は「パトリアを中心としたにぎわい創出に向けて取り組んでいきたい」と意欲を見せた。

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