沖縄県名護市辺野古沖のサンゴ=2019年(日本自然保護協会提供)

 沖縄県は28日、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域のサンゴ移植を許可する方針を固めた。国を相手取った訴訟で県の敗訴が確定したことを踏まえた。関係者が明らかにした。

 県幹部によると、許可する際に複数の条件を付ける方向で詰めの協議をしている。玉城デニー知事が28日、記者会見し判断理由などを説明する。

 防衛省は19年、サンゴ類移植の採捕許可を県に申請。県が一定期間を経過しても判断しなかったため、農相は20年2月、県に是正を指示した。

 県は是正指示取り消しを求め福岡高裁に提訴。最高裁は今月、県の上告を棄却し、県敗訴とした高裁判決が確定した。

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