富山県は27日、県内で新たに20~50代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者の公表は16日連続。感染者の増加が続く中、県は28日に対策本部会議を開く。県独自の警戒レベルを判断する指標は26日時点で感染拡大警報「富山アラート」を出す水準に達しており、警戒レベルが最も低い現状の「ステージ1」を維持できるようアラートを発出するとみられる。

 警戒レベルの判断指標のうち、直近1週間の1日当たりの入院者数は19日時点で27・6人だったが、1週間後の26日時点で56・9人まで急増し、夜間の行動制限を求める「ステージ2」への引き上げ基準となる70人に迫っている。全国で感染者が増加し、県内も引き続き感染拡大が懸念され、対策が急務となっている。

 富山アラートが発出されれば、4月14日以来、4回目となる。警戒レベルは今月3日から「ステージ1」に引き下げられている。

 27日公表の新規感染者は高岡市3人、砺波、魚津、黒部市、上市町各1人。黒部市の40代女性が中等症で、ほか6人は軽症。高岡市の30代男性は知人、上市町の20代男性は家族からの感染とみられ、残り5人は感染経路不明となっている。

 県内の感染者は累計2178人で、71人が入院中、24人が宿泊療養施設に入所している。重症者は3人。

  職員1人が感染 ハローワーク砺波

 富山労働局は27日、砺波市のハローワーク砺波の職員1人が新型コロナに感染したと発表した。職員は窓口業務の担当で、20日以降休んでいる。同僚や利用者に濃厚接触者はいない。施設は消毒済みで、28日以降も通常通り業務を行う。

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