絵画コンクールの受賞者をたたえた開幕式=24日午前10時半、金沢市の北國新聞赤羽ホール

 金沢市中心部を博覧会場に見立てる「かなざわ・まち博2021」(北國新聞社特別協力)の夏本祭は24日、開幕した。同市の北國新聞赤羽ホールで開幕式が行われ、出席者が工芸や歴史、食、文化などの多彩な全60講座を通してふるさとの魅力を再発見する30日間の祭典へ、期待を膨らませた。

  赤羽ホールで式典

 今年は8月22日まで、子ども向けの「こどもまち博」や、市内を巡って歴史を学ぶ「金沢散歩学」などを開く。新型コロナ感染拡大の影響で規模が縮小された昨年と比べ、約20講座を増やした。

 昨年から登場したインターネットを通じて自宅から参加する「自宅で『まち博』」では、市内の建築や用水の魅力を伝える動画などを公開する。金沢の食を支える料理人の技や、城下町の歴史を紹介する動画を新たに作成し、「まち博認定スポット」の掲載サイトから閲覧できるようにした。

 開幕式では中川一成委員長が「22回目を無事に開催できたことに深く感謝したい」と述べた。金沢市商工業振興課の森沢英明課長、砂塚隆広北國新聞社専務が順にあいさつした。

 第20回「かなざわを描く」絵画コンクールの表彰式も行われ、大賞の廣野楓奈さん(金沢市兼六中2年)ら入賞者をたたえた。金沢美大の前田昌彦名誉教授が講評した。受賞作15点を含む応募作品119点は今月31日まで北國新聞赤羽ホールで展示される。

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