第1回定期公演に向け、オペラの練習に励む部員=富山市民芸術創造センター

 呉羽高の部活動「音楽部」が8月、創部以来初となる校外でのオペラ定期公演をスタートさせる。校内で毎年披露してきたオペラをより多くの人に見てもらい、生徒の意欲向上や学習成果の発信につなげる。年1回の公演を予定しており、部員は初挑戦のステージに向け歌声や表現力に磨きを掛けている。

 第1回公演の演目にモーツァルトの「魔笛」を選んだ。声楽や楽器演奏を学ぶ音楽コースの生徒を中心に、普通コースの生徒も含め部員36人全員が出演する。ピアノの伴奏に乗せて独唱や合唱で歌声を響かせ、せりふのやりとりを織り交ぜる。小道具や衣装の一部も自分たちで手作りした。

 音楽部は週4日ほど活動し、合唱やピアノ演奏などの腕を磨く。部員は毎年、3学年そろっての集大成として学校祭でオペラを披露しており、熱心に練習した成果を校外でも見てもらおうと定期公演を決めた。

 今年は例年より3カ月以上早い1月からオペラの練習を始めた。23日は富山市民芸術創造センターで、劇の流れに沿って歌い方や演技、ステージ上での動きを繰り返し確認し、顧問の渡辺洋輔教諭が「登場人物がどういう感情か意識して」「言葉が伝わるように歌って」などと指導した。

  「悔いのない舞台に」

 「夜の女王」役を務める藤井乃愛部長(3年)は「自分たちのオペラを知ってほしい。悔いのない舞台になるよう頑張って練習したい」と力を込めた。

 渡辺教諭は部員の意気込みが感じられるとし「多くの人に喜んでもらう感動を生徒に味わってもらいたい」と話した。

 本番は県教育文化会館で8月29日午後1時半に開演する。入場料は1千円で同校で販売している。

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