石川県は21日、新型コロナウイルスに感染し治療を受けていた1人(年齢、性別など非公表)が死亡し、新たに園児~80代の男女66人の陽性が判明したと発表した。星稜高野球部と陸上自衛隊金沢駐屯地でクラスター(感染者集団)が確認され、累計感染者は4326人となった。

 1日当たりの新規感染者数は過去4番目の多さとなった。一方、9割超が50代以下の軽症か無症状者で、重症患者用の病床使用率は2・6%(1床)と前日から変化はない。県の担当者は、重症者が低水準で推移しているとし「ワクチン接種の効果が出てきている」と話した。

 星稜高、金沢駐屯地以外では、飲食店19例目のクラスターで従業員1人が感染した。クラスターは7月に入って計10例となった。

 クラスターを除く55人のうち、経路不明者は過去2番目に多い31人、濃厚接触者・接触者は24人だった。市町別では金沢市が最多の45人。北陸農政局河北潟周辺農地防災事業所(内灘町)の職員や、金沢、白山両市の小学生らが含まれる。

 県の指標では、1週間当たりの新規感染者数が232人、経路不明者数が111人、病床使用率が18・2%にそれぞれ悪化した。運用する病床数を153床から250床、重症者用を32床から36床に増やした。

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