列をつくり店内へ向かう客=19日午前9時、白山市横江町

会見するイオンモールの岩村社長=19日午前10時5分、白山市横江町

 北陸最大級の203テナントが入るイオンモール白山は19日、白山市横江町で開業した。午前9時の開店前には約1800人が列をつくった。同店で会見に臨んだイオンモール(千葉市)の岩村康次社長は、かほくや新小松の施設とのすみ分けについて「5月末に閉店したイオン御経塚ショッピングセンターがパワーアップして帰ってきたと捉えてほしい」と述べ、共存は可能だと強調した。

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 イオンモールの出店は県内3施設目となる。イオンモール白山は金沢市中心部から車で30分の場所にあり、近隣住民約45万人を商圏に捉える。金沢外環状道路海側幹線(海側環状)と県道に面し、北陸自動車道白山インターチェンジ(IC)に近いことから、北陸三県からの集客を見込む。

 イオン御経塚はイオンモール白山から東に約2キロの場所にあった。23年の歴史に幕を下ろし、現在は解体工事が進んでいる。イオンモール白山に入居する203テナントのうち、35店はイオン御経塚から移転した。

 岩村社長はイオン御経塚が閉店したことで、県内のイオングループの店舗数は増えていないとし「かほくや新小松のお客さまには何回かに1回の頻度でお越しいただきたい」と話した。

  先行開業に14万5千人

 地域住民を対象に先行開業した15~18日の来館者数は約14万5千人だった。同期間中に一部で渋滞が発生し、案内看板の設置で解消したという。

 オープン式典では、岩村社長が「開発に15年の長い時間がかかった。地域と共に輝く施設にしたい」とあいさつした。山田憲昭白山市長が祝辞を述べ、関係者がテープカットした。

 コロナ下で開業した新施設で、換気しやすい設計となっている。核テナントのイオンスタイル白山では、買い物かごを紫外線で除菌する装置を導入した。パンフレットを持ったロボットが館内を循環するなど最新技術も用いた。

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