11日の富山県内は、県東部を中心に断続的に強い雨が降った。魚津市では午後1時7分までの1時間に36・0ミリの雨を観測。同市の住宅3棟と黒部市の住宅1棟が床下浸水した。落雷による被害も相次ぎ、富山地方鉄道の不二越・上滝線は電柱と架線を絶縁する部品が破損し、一時全線運休となった。

 富山地方気象台は11日午後0時50分、富山、魚津、黒部、入善、朝日の3市2町に土砂災害警戒情報を出した。富山市は午後2時45分から警戒情報が解除された同6時まで、八尾地域の杉原、大沢野地域の大久保、大沢野の3小学校に自主避難所を開設した。

 鉄道は列車の運休が相次いだ。JR高山線では越中八尾駅の雨量計が規制値に達して特急と普通計8本が運休。あいの風とやま鉄道も魚津―泊駅間で12本の運転を取りやめ、約1080人に影響した。

 雷を伴って激しく雨が降る所もあり、富山地鉄では落雷により不二越・上滝線の月岡駅付近で電柱と架線を絶縁する部品が破損し、6本が運休した。富山市で約900戸、南砺市で約50戸が一時停電した。

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