JR西日本の漆原健金沢支社長は2日、金沢市の同支社で就任会見に臨み、鉄道のローカル線について、利用実態に即したダイヤ改正を進め、コスト削減に努める考えを示した。七尾線は現時点で今年秋の改正予定はないとしたものの、「利用が減っているのは事実で、検討は進めていく」と述べた。

 同支社で19日から、新型コロナワクチンの職域接種を開始することも明らかにした。支社内の「保健管理センター」で、運行を管理する指令員から優先的に開始する。11月末までに約3千人の接種を終える予定で、漆原支社長は「列車運行の安全と、客の安心の確保につなげる」と説明した。

 運営の柱として▽安全性の向上と安心して利用できる鉄道の構築▽コスト構造改革▽アフターコロナに向けた利用促進▽北陸新幹線敦賀延伸の効果最大化に向けた取り組み推進―の4本を掲げた。北陸新幹線を使った貨物輸送は需要があるとし、「課題を把握しながら実績を積み、事業性を確保したい」と話した。

無断転載・複製を禁じます