石川県議会4常任委員会は28日開かれた。商工観光公安委では、集客施設への営業時間短縮要請に対する協力金について、南井浩昌商工労働部長が28日に初めての支給を行うと説明した。初回は4件、2280万円となる。

 4月28日~5月11日の飲食店への時短要請に対する協力金は27日時点で申請は5109件、支給は3815件、支給額は15億8698万円。5月12日~6月13日分の協力金は、申請3027件、支給265件、支給額2億7984万円となった。

  温泉地の予約8割減

 竹内政則観光戦略推進部長は県内宿泊施設の6、7月の予約状況について、主要温泉地は一昨年同月比で平均8割減、金沢市内の主要ホテルは平均7割減となっていると報告した。

 環境農林建設委では、県側が昨年度の県営金沢競馬の業績について、利益が1億289万3千円に上り、9年連続で黒字を確保したと報告した。コロナ禍の中、自宅で気軽に馬券が購入できるネット販売の需要が高まり、売り上げの増加につながった。昨年度の収支は、収入が238億2175万4千円、支出が237億1886万1千円だった。コロナ対策で無観客や入場制限を設けたことから、入場者数は前年度比67・8%減の5万4140人にとどまったが、ネットによる在宅投票が大幅に増え、売得額(売上額)は前年度比32・5%増の231億9612万円となった。

 厚生文教委では、県側が18日に金沢市の県産業展示館に開設した新型コロナワクチン接種センターで、同日から25日までに医療従事者や高齢者ら計980人に接種したことを報告した。

 県教委側は来年度の教員採用試験の志願者数が前年度比52人減の1132人だったと説明。採用見込み数315人に対する志願倍率は3・6倍(昨年3・8倍)だった。

 総務企画県民委では、今年に入って奥能登を震源とする地震が9回発生していることについて、村上勝危機管理監は「それぞれの地震の連動性はあまり考えられないが、引き続き注意が必要との見解を専門家から聞いている」と答えた。和田内幸三氏(自民)の質問に答えた。

 公安関係では、県警がこれまでに検視した遺体のうち、PCR検査や抗原検査などの結果、5体が新型コロナウイルスの陽性だったことが報告された。

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