(出馬表明順に左から)出町譲氏、米谷和也氏、角田悠紀氏

 任期満了に伴う高岡市長選は27日告示される。いずれも無所属新人で、元テレビ朝日社員の出町譲氏(56)=大手町=、元市教育長の米谷和也氏(63)=伏木一宮、自民推薦=、元市議の角田悠紀氏(38)=木津=(出馬表明順)の保守系3人が立候補を予定する。選挙戦は2009年以来12年ぶり、保守分裂の構図は04年以来17年ぶりとなる。投票日は7月4日で即日開票される。

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 市長選は、沈滞ムードや閉塞感が漂う高岡の改革を主な争点とし、財政健全化や行財政改革、新型コロナ後を見据えたまちづくり、地域経済の再生などの具体策が問われる。

 現職の高橋正樹市長(67)=3期=が昨年12月に今期限りでの退任を表明し、自民党市連は初めて推薦候補を公募。出町、米谷、角田の3氏が応募し、選考会を経て米谷氏が選ばれた。富山維新の会は角田氏を支援する。

 出町氏は、通信社やテレビ局記者時代に築いた人脈や地域再生の取材経験を掲げ、しがらみからの脱却やトップセールスによる企業誘致、民間の発想を取り入れた行政などを訴える。

 米谷氏は、15年間の行政経験と改革の実績から即戦力をアピールし、財政再建・行政改革や子育てしたいまちづくり、活力を生む次世代産業の育成、文化観光の推進などを訴える。

 角田氏は、市議1期を務める中で地域の課題解決を進めた実績を掲げ、市民目線の行財政改革や、市長直轄の地域課・未来課による課題の解決、企業の稼ぐ力の推進などを訴える。

 26日現在の選挙人名簿登録者数は14万3368人(男性6万8619人、女性7万4749人)となっている。

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