跳躍器具で跳び、安全性を確かめるメンバー=南砺市福野

  27日イベント 「出会い楽しみ」

 南砺市福野地域のまちづくりグループ「福野家守舎(やもりしゃ)」は27日、福野中心街の古民家「旧前川呉服店」を会場にしたイベント「空(あき)パ」を初めて開く。天井が高く広い屋内を生かした遊具として大きな跳躍器具を置くほか、周辺でクイズラリーを企画するなど、空き家をまちなかの「遊び場」として再生。古民家を活用する人を見つけるきっかけとしたい考えだ。

 旧前川呉服店は、福野家守舎の北川智之代表(42)が代表理事を務める一般社団法人「福野アソシエイツ」が所有する。重厚な木造2階建てで、蔵四つと離れを備えている。福野家守舎は、まちなかに活気を生む形で再利用する人を探している。

 「空パ」は空き家パーティーの略で、子どもの楽しい居場所をイメージできるようなイベントを目指す。円形の跳躍器具や、まちなか8カ所を回るクイズラリーをはじめ、フラワーアレンジメントなどの物販、木の箸を作るワークショップを繰り広げる。付近に飲食コーナーも設ける。

 跳躍器具は、福野家守舎が開催していたイベント「Nishichi(にしち)マルシェ」から約1年半ぶりの登場となる。24日夜はメンバーらが旧前川呉服店で、跳躍器具の安全性を確かめ、屋内を清掃するなど準備作業に汗を流した。

 福野家守舎には福野地域出身・在住の青年5人が所属し、昨年11月から福野伝統の朝市に出店するなど、まちなかに活気を呼び込む取り組みを続けている。北川代表は今回のイベントについて「古民家を事業や店舗に生かしたい人との出会いを楽しみにしている」と期待を寄せた。

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