富山県の新田八朗知事は24日の県議会予算特別委員会で、県民を対象に実施している観光促進キャンペーンについて、7、8月限定で宿泊割引の上限額を現在の5千円から1万円に引き上げる方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響でホテルや旅館の利用が落ち込む中、夏の観光需要を喚起し、地域経済を下支えする。

【関連記事 女子スラックス導入11校に】

【関連記事 県産材利用拡大へ共同体】

 観光促進の企画は「地元で愉(たの)しもう! とやま観光キャンペーン」。旅行会社で宿泊プランを半額(割引上限5千円)で販売している。夏の観光シーズンに向けて利用を促進するため、7、8月限定の新たな取り組みを計画した。

 キャンペーンに参加する宿泊施設には周辺観光施設や地元飲食店とのセットプランや、県産食材を中心にした食事プランなどを造成してもらい、地域や関連事業者に経済効果が波及するようにする。

 宿泊割引の利用は同居の家族か一人に限っているが、コロナに対する県独自の警戒レベルが現在の「ステージ2」から「ステージ1」に移行すれば、4人以内のグループを対象とする。

 さらに県内のコンビニでプレミアム宿泊券(2千円)を半額の1千円で販売する企画に関し、旅行会社の店頭で3万円以上購入した人を対象に富山の地酒や海産物などの特産品をプレゼントする取り組みを7月から始める。旅行会社の支援につなげるのが目的だ。安達孝彦氏(自民)が質問した。

無断転載・複製を禁じます