石川県の谷本正憲知事は24日、飲食店支援事業「Go To イート」のプレミアム付き食事券、県民限定の県内旅行割引の両事業を7月1日に開始すると明らかにした。販売済みのイート食事券の利用も再開する。知事は「営業時間の短縮や外出自粛で落ち込んでいる飲食や旅行業界への需要喚起策とし、地域経済の活性化に努める」と意欲を示した。

 24日の県議会予算委員会で、打出喜代文委員(未来石川)の質問に答えた。

 感染状況が落ち着き、両事業を盛り込んだ補正予算案が議決されることを前提に、食事券は7月1日に販売と利用、県民旅行割は予約受け付けと利用を始める。

 県は飲食店と宿泊施設の新型コロナ感染対策の認証制度を始めており、認証を両事業への参加要件としている。谷本知事は、今月末までに、当初想定していた3600の飲食店のうち半数を超える約2千店、想定する400の宿泊施設の全てから制度への申請が見込まれると説明。認証の付与は飲食と宿泊を合わせて約1千施設となるめどが立ったとした。

  9日までの申請で認証前も参加可に

 認証制度の集中申請期間を7月9日までとしていることから、谷本知事は期限までに多数の申請が見込まれるとし、期限までに申請すれば、認証前でも当面は両事業への参加を認める考えを示した。

 また、デジタル技術を活用して、認証制度の登録施設をインターネット上の地図に分かりやすく表示することも検討するとした。稲村建男委員(自民)が取り上げた。

 イート事業では1万円で購入できる500円券25枚(1万2500円分)を80万冊用意する。県民向け県内旅行割引事業では従来の宿泊への割引に加え、日帰り旅行を対象とし、クーポン券も発行する。宿泊や日帰りの割引は最大5千円、クーポンは最大2千円とし、1人当たりの利用回数は制限しない計画だ。

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