漂着した北朝鮮籍とみられる木造船の木片=志賀町西海千ノ浦付近(金沢海上保安部提供)

 21日午後2時ごろ、志賀町西海千ノ浦付近の海岸に木造船の木片が漂着しているのを、町職員が見つけた。金沢海上保安部によると、北朝鮮籍の船の可能性がある。

 現場は富来漁港北側で、木片は長さが最大2・75メートル、幅は1・82メートル。船首の一部とみられ、黒いコールタールのようなものが塗られていた。

 今年に入り、石川県沿岸で北朝鮮籍とみられる船などの漂着が確認されたのは5件目で、2月2日に輪島市渋田町に漂着して以来となった。

 北朝鮮籍とみられる船の日本海沿岸への漂着は2020年10月~21年3月の半年間に13件で、前年同期の141件から9割減った。石川は9件減の4件だった。

 減少の背景には、北朝鮮が新型コロナ水際対策の徹底のため、違法操業を自粛しているとの見方もある。

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