今年度設置したカメラで撮影したクマ=小松市内(同市提供)

 小松市は16日までに、市内山間部に設置したカメラでクマ1頭を撮影した。体長1・2メートルの成獣が山沿いをゆっくりと歩く姿が捉えられている。昨年度、クマの市街地への進入が相次いだことから、市は職員の迅速な初動対応や人との接触を防ぐため、クマの通り道にカメラや柵の設置を進めている。

 クマは10日午前5時56分ごろ、松東地区に設置したカメラで撮影された。周辺に住宅があるため、市は15日に長さ70メートルの電気柵を設け、クマを寄せ付けないようにした。

 市は5月から、動物を感知して撮影、通信するカメラ8基を設置し、道路高架下の通路に柵を設けるなど対策を施している。

 小松市内の今年度のクマ目撃件数は16日現在で12件に上り、このうち8件は6月に目撃されている。市の担当者は「人とクマのすみ分けを進め、被害を未然に防ぎたい」と話した。

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