広島市のサッカースタジアム建設予定地で発掘された旧日本陸軍の輸送部隊「中国軍管区輜重兵補充隊」の施設遺構=15日(同市提供)

 広島城(広島市中区)の西側にあるサッカースタジアム建設予定地の発掘調査で、原爆で破壊された旧日本陸軍の輸送部隊「中国軍管区輜重兵補充隊」の施設遺構が見つかったことが16日、広島市への取材で分かった。発掘した被爆遺構としては過去最大規模となる。

 市は、昨年10月から中央公園広場内の約1万4千平方メートルで調査を進めていた。輜重兵補充隊は車や馬で武器や食料を運搬する部隊で、施設の厩舎とみられる建物の基礎や石畳、水路、鉄かぶとなどが出土した。

 施設は爆心地から1キロ以内にあり、400人以上とも言われる多数の兵士らが被爆死した。

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