石川県は15日までに、新型コロナウイルス感染者を対象に、インドで確認された変異株(デルタ株)かどうかを調べる「スクリーニング検査」を始めた。6月1日以降に公表した感染者のうち、検体が残っている人を対象とする。これまでに38件の検査を行い、現時点では確認されていない。

 県によると、特殊な試薬を用いることで従来のPCR検査機器で調べることができる。一方、英国などで見つかった「N501Y変異株」は、既に感染者の8割以上を占めていることから、今後もスクリーニング検査を続けるかは未定としている。

 15日の県議会6月定例会で室谷弘幸氏(自民)の代表質問に谷本正憲知事が明らかにした。谷本知事は国からの要請で検査を始めたとし「県民への迅速な情報提供と注意喚起につなげていく」と強調した。

  新たな感染3人、9日連続の1桁

 石川県は15日、金沢、白山、小松市の3人の感染を公表した。感染者が1桁なのは9日間連続。累計は3883人となった。

 白山市の50代男性と、小松市の40代の施設職員女性は感染経路が不明でいずれも中等症。金沢市の30代女性は感染者の接触者で、軽症となっている。

無断転載・複製を禁じます