商品券の概要が発表された記者会見=金沢市竪町

 7月に金沢市中心部10商店街合同でプレミアム商品券を発売する金沢中心商店街まちづくり協議会(ザ金沢タウン)は15日、同市竪町のハルモニー金沢で記者会見を行い、概要を発表した。ザ金沢タウン全体で取り組む初の企画となる。雨坪毅樹会長はコロナ禍の外出自粛で、まちなかから客足が遠のいているとし「いま一度、まちなかで買い物や飲食を楽しんで、魅力を再発見するきっかけにしてほしい」と力を込めた。

 プレミアム商品券は1万円で1万3千円分(1千円券13枚つづり)の買い物ができる。ザ金沢タウンの10商店街を▽香林坊(香林坊、広坂、せせらぎ通り)▽竪町(金沢竪町、新竪町)▽片町(片町、柿木畠、木倉町、新天地、片町伝馬)の3エリアに分け、購入したエリアのみで使える。

 会見には10商店街の理事長や会長らが出席した。新竪町商店街の甚田和幸会長は7月19日に白山市横江町でイオンモール白山が開業することをにらみ「向こうはあくまで商業の集積施設。歴史や伝統のある店や文化が根付く商店街が力を合わせる意義は大きい」と力説した。

 片町商店街振興組合の諸江洋理事長は記者からイオンモール白山開業の影響を問われ「気にしないわけではないが、金沢の周辺にはすでにたくさんの大型商業施設がある。まちなかが連携して魅力を発信することが大事だ」と答えた。

 香林坊エリアのプレミアム商品券は8千セットを用意し、1人3セットまで買える。申し込みは21日までで、販売は7月1~5日に香林坊アトリオで行う。竪町は3千セットで1人5セットまで。申し込みは20日までと21~27日の2回に分け、販売は26日と7月4日に竪町のオーバルで行う。

 香林坊と竪町はいずれも応募多数の場合は抽せんを行い、販売所では当選通知のメールかはがきを提示する必要がある。使用期間は販売日から8月31日まで。

 片町は1万3千セットを用意し、1人5セットまで購入できる。予約は6月28日からウェブで受け付け、7月1日に片町きららに設ける販売所で直接買うこともできる。利用可能な店が主に飲食店であることから、一度で使い切るのは難しいとみて、有効期限は12月31日までと他のエリアよりも長くした。

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