石川県は11日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、金沢市の飲食店に要請していた酒類提供自粛と営業時間短縮を14日午前0時に解除すると決めた。県に適用されていたまん延防止等重点措置が13日の期限で解除されることに伴う措置。金沢市を除く18市町の時短要請も終了し、約80の県有施設は再開する。金沢市の県産業展示館4号館に設ける大規模ワクチン接種センターは18日に稼働する。

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 飲食店が通常営業となるのは約1カ月半ぶり。県は11日、県庁で対策本部会議を開き、感染状況が落ち着いているとして、同日「ステージ2・感染拡大警報」から「ステージ2・感染拡大注意報」に1段階引き下げ、13日に県独自の緊急事態宣言を解除することを決めた。

 県内全域に対する飲食店でのカラオケ設備の利用自粛、集客施設の時短要請も終了する。

 県による午後9時までの時短要請は4月28日に始まった。5月12日からは金沢市内の時短を午後8時までに繰り上げ、重点措置が適用された5月16日からは金沢市内で酒類提供の終日自粛を求めていた。

  7月4日から19~22歳接種

 大規模接種センターでは、7市町の高齢者約2千人と医療従事者約1千人の接種から行う。白山、小松、七尾、津幡、内灘、中能登、宝達志水の7市町を通じて予約を受け付ける。医療従事者は年度替わりに伴って就職や転勤をした人が対象となる。

 7月4日からは県全域の19~22歳(約4万8千人)にも対象を拡大し、接種を本格化させる。

 若者の予約受け付けは6月24日からで、無料通信アプリ「ライン」を通じて24時間申請できる。多くの市町が高齢者の接種を進めており、県は若者から打つことにした。

 ワクチンは米モデルナ製を使う。キャンセルがあれば廃棄を防ぐため、会場のスタッフや県職員に接種する。13日に予行演習を行う。

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