石川、１人死亡、４人感染

　石川県は９日、新型コロナウイルスに感染していた１人の死亡と、新たに４人の感染を確認したと発表した。県内の死者は計１１０人、感染者累計は３８５５人となった。

　亡くなったのは、遺族の了解が得られずに年代や性別、居住地が非公表の１人。

　新たに感染したのは、金沢市の１０代～７０代の男女。

　新規感染者のうち、クラスター（感染者集団）が発生した児童福祉施設で新たに１人の陽性が判明。既に公表の感染者のうち、追加の２人も含めて計２２人となった。このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者が２人、残る１人の感染経路が分かっていない。県内最大のクラスターとなった航空高石川（輪島市）の関連では、新たな感染者は確認されていない。

　県内では９日午前１０時までに、航空高石川、児童福祉施設関連の各１件を含む１５４７件の検査件数が報告された。

　県内で治療中の患者は１８６人（前日比２４人減）で、うち重症者は５人（前日と変わらず）となっている。