石川県内の感染状況の判断を引き下げた新型コロナウイルス対策本部会議=県庁

 石川県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が8日、県庁で開かれ、モニタリング指標に基づく感染状況について、現在のステージ4(感染拡大緊急事態)を同日から2段階引き下げ、ステージ2(感染拡大警報)へ移行することを決めた。13日まで国のまん延防止等重点措置が適用されている間は、県独自の「石川緊急事態宣言」は継続する。今週の状況を見極めるため、11日に再度、対策本部会議を開催して今後の取り扱いを検討する。

 県内の感染状況は8日現在で直近1週間の新規感染者が79人となり、ステージ2の感染拡大警報の目安となる84人を下回り、60日ぶりに注意報レベルになった。さらに直近1週間の感染経路不明者が20人と、10日間継続してステージ2の注意報レベルになるなど、四つの指標すべてで改善傾向となっている。

 谷本正憲知事は、5月9日の石川緊急事態宣言の発出から1カ月で感染状況を2段階引き下げたことについて、これまでの県民や事業者の協力に感謝した上で「油断は禁物。まん延防止措置の解除やリバウンドの防止のために、県民の皆さんや事業者に引き続きご協力をお願いしたい」と述べ、引き続き感染防止の徹底への協力を求めた。

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