富山県は19日、新型コロナウイルスに感染していた1人が死亡し、新たに34人の感染を確認したと発表した。また、射水市の介護老人福祉施設でクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。新規感染者数は1日の公表分として、1月6日の32人を更新し、過去最多となった。
新たに感染が確認されたのは、富山、高岡、射水、立山の各市町に在住する10歳未満~70代の男性19人、女性15人。居住地別では富山17人、高岡6人、射水10人、立山1人。累計で死者は33人、感染者は1582人(うち変異株348人)となった。
新規感染者のうち、50代女性と60代女性は射水市の介護老人福祉施設の職員。すでに陽性が確認されている同じ福祉施設で働く職員1人と利用者2人を含め、感染者は5人となり、県は県内26例目のクラスターと認定した。
19日午前10時現在、県内で入院中の患者は106人で、うち重症者は5人となっている。
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