石川県は18日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者43人を確認したと発表した。5月の感染者数は797人と月別の最多を更新し、累計で3292人となった。
新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、野々市、かほく、津幡、内灘の8市町在住の10歳未満~80代の男女。居住地別では金沢26人、加賀6人、小松5人、白山2人、野々市、かほく、津幡、内灘が各1人。
新規感染者のうち、既に判明しているクラスター(感染者集団)関連では、福祉施設3例目、飲食店15例目で各1人の感染が判明し、感染者はそれぞれ37人と12人となった。このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者で27人、残る14人の感染経路が分かっていない。
県内では18日午前10時までに491件の検査が行われた。
18日現在、治療中の患者は599人(前日比9人減)で、うち重症者は11人(前日と変わらず)となっている。感染者の療養別では、自宅療養が前日より5人多い90人で、入院は286人(前日比14人減)、ホテルでの宿泊療養が136人(同11人減)となった。高齢者施設などが18人(同1人増)、入院か宿泊療養を予定している人は18日午前10時現在、69人(同10人増)だった。
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