雨で茶色く濁った浅野川=17日正午、金沢市東山3丁目

 前線を伴った低気圧の影響で、17日の石川県内は明け方から昼にかけて強い雨に見舞われた。午後0時50分までの12時間降水量は宝達志水で61ミリに達し、5月の観測史上最大を記録した。白山白川郷ホワイトロード無料区間は午前8時半から通行止めになり、金沢市の伏見川と津幡町の津幡川は氾濫注意水位を超えた。金沢地方気象台は金沢市に大雨警報を出し、土砂災害に警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、午前11時40分までの12時間降水量は医王山で65ミリ、白山白峰で64ミリだった。県河川課によると、氾濫注意水位を超えた2河川のうち、伏見川に水防警報が発令された。

 金沢地方気象台によると、17日の日中に前線が南下して北陸地方を通過する。県内では雷を伴って1時間30ミリの激しい雨の降る所がある見込み。18日午前6時までの24時間降水量は多い所で加賀100ミリ、能登60ミリを予想する。

 気象台は県内全域に雷注意報、加賀地方を中心に洪水注意報を出し、引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。

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