苗を手植えする早乙女役の児童生徒=15日午前10時半、津幡町仮生

 11月23日に宮中で営まれる新嘗祭(にいなめさい)で用いる米を栽培する献穀田(けんこくでん)の御田植式(おたうえしき)は15日、津幡町仮生の農業井上信一さん(72)の水田で行われ、町内在住の児童生徒が早乙女姿で古式ゆかしくコシヒカリの苗を手植えし、秋の豊作を願った。

 関係者や地元住民が見守る中、井上さんの孫で津幡中1年の碧唯(あおい)さんら5人が横一列に並び、苗を丁寧に植えた。コシヒカリは9月中旬に行われる御抜穂式(おぬきほしき)で収穫され、10月下旬に宮中に献納された後、新嘗祭で用いられる。

 式典では矢田富郎津幡町長、焼田宏明県議、西川一郎JA石川かほく組合長が順に祝辞を贈り、井上さんが謝辞を述べた。

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