桜の木に土をかぶせる参加者=小松市鵜川町の遊泉寺銅山ものがたりパーク

 コマツ創立100周年に合わせて整備された小松市鵜川町の遊泉寺銅山ものがたりパークで13日、「さくらの広場」が開所した。記念植樹式が行われ、同社や市、小松商工会議所などの関係者26人が小松の桜の名所に成長するよう願った。

 広場は約3千平方メートルあり、銅山で採掘が行われていた頃は銅山専用鉄道の駅があったとされる。「舞姫(まいひめ)」「八重紅枝垂(やえべにしだれ)」といった色とりどりの桜を13種44本植える。いずれもソメイヨシノより10日程度遅く咲くため、時期をずらして花見を楽しめる。ツツジやアジサイなども植え、春から秋までみずみずしい草花を観賞できる。

 式では遊泉寺銅山跡整備事業実行委員会長の西正次小松商工会議所会頭があいさつ、宮橋勝栄市長が祝辞、保川高司コマツ粟津工場長、地元代表で鵜遊立(うゆうりつ)地域活性化委員会の西尾皓史委員長が謝辞を述べた。鵜川町出身の写真家織作峰子さんがビデオメッセージを寄せた。

 参加者が八重紅枝垂の根元に土をかぶせ、来春の開花を待ち望んだ。長年、銅山跡の維持、整備に尽力してきた室戸鉄工所(小松市)の室戸実会長にコマツから感謝状が贈られた。

 新型コロナ対策で式典の規模を縮小し、感染対策を徹底した。

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