石川県は11日、県内の41人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県の指標は、直近1週間の新規感染者数が339人、感染経路不明者数が106人となるなど、全4項目が過去最悪を更新した。重症者の使用病床数は初めて15床となり、県独自の緊急事態宣言を出してから3日目も感染状況の悪化に歯止めが掛からない。

 直近1週間の新規感染者数は5日連続、経路不明者数は4日連続で過去最多を更新した。重症者用病床使用率は42・9%で、最も深刻なステージ4相当の50%以上に迫り、あと3人重症者が増えれば基準を超える。

 県は8日から病床使用率を見直し、入院か宿泊療養か決まっていない感染者を入院者数に含めないことにした。そのため、同日の病床使用率は前日より下落したが、9日以降は連日上昇し、11日は83・4%となった。

 11日発表の感染者41人のうち、クラスター(感染者集団)では会食関係5例目で感染者の同居者1人の陽性が分かった。累計は13人。いずれも2人の感染が確認された会食関係7例目は計10人、飲食店13例目は計12人となった。死者の公表は9日ぶりになかった。

 感染者41人の内訳は、クラスター関係5人のほか、濃厚接触者か接触者が22人、感染経路不明者が14人である。10歳未満~80代で小学生、中学生、高校生、看護師、福祉施設職員を含む。中等症が5人で、そのほかは軽症か無症状。居住地は金沢市13人、加賀市6人、白山、輪島、羽咋市各4人などとなる。

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