開幕に向けて会場設営を進める会員=小松市のサイエンスヒルズこまつ

 小松美術作家協会創立60周年記念の小松美術展「こまつの美」(小松美術作家協会、北國新聞社主催)は12日、小松市のサイエンスヒルズこまつで始まる。当初は昨年5月に開催を予定したが、新型コロナの影響で今年に延期した。11日は会場設営が行われ、地元作家が寄せた6部門94点の意欲作が並び、節目となる美の祭典へ準備を整えた。

 協会は1960(昭和35)年12月に小松市の芸術振興に思いを寄せる有志41人で設立され、小松美術展は61年から始まった。

 今回の美術展には洋画26点、工芸25点、書29点、日本画6点、写真7点、彫刻1点が出品され、物故者展には計8点が並ぶ。小松市立高芸術コースの生徒の絵画15点も披露される。

 協会の寺西武久理事長は「会員一人一人が作品を披露する機会を心待ちにしていた。コロナ禍の心の癒やしにしてほしい」と話した。

 会期は12~18日で、入場料は一般500円、高校生以下は無料。15、16日に作品解説が行われる。入札展が同時開催される。会場では、協会の2010年以降の歩みや所属作家の近作を紹介する記念誌を1冊千円で販売する。出品作家は次の皆さん(五十音順)

 ▽洋画 浅野和喜、阿戸猛子、荒井俊一郎、五十嵐陽子、川俣修子、北眞佐男、熊野智子、沢村秀子、生地京子、新保甚平、曽我章、辻元外喜雄、寺西武久、西田洋一郎、平林じゅんいち、福本一枝、福山厚子、松山芳子、南外志雄、宮下紀男、森脇位泰、八木美都枝、安田淳、山本勇、吉田真佐子、六反田英一

 ▽工芸 浅蔵五十吉、浅蔵宏昭、川越萠志、川田稔、木田弘之、北村和義、北村隆、北村鶴代、新藤晋、住田正実、高聡文、田島正仁、田村敬星、堂前忠正、徳田明美、徳田八十吉、中田一於、中田博士、三ツ井為吉、美山富、宮本雅夫、山口義博、山中國盛、吉田美統、吉田幸央

 ▽書 相神眉鶴、有賀虹萌、五十嵐和子、表草香、北村桜華、北本菊江、蔵桃苑、新保寛石、鈴桃苑、関戸京香、高山寂光、瀧浩輔、瀧露風、竹村翠玲、谷村洋子、玉井美舟、都賀田久馬、中川青玲、中口扇玲、西田紫山、新田光水、橋本伊智子、福田樹峰、水野観水、南清園、宮岸玉扇、村上祥鶴、山本沙鷗、不動佑南

 ▽日本画 今村文男、尾坂正康、金森和美、長尾靖啓、中道倫子、渡辺澄子

 ▽写真 荒井清志、泉清隆、河島晃、川之上博、北中和子、中森勇人、室梅利幸

 ▽彫刻 宮本直樹

 ◇物故者展▽洋画 辻実、藤田弘▽工芸 美山直樹、仲田錦玉▽日本画 吉田明久▽書 新保石水▽写真 伊東宏志、福島健介

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