新型コロナ感染拡大を受け、金沢市は12~31日、金沢21世紀美術館や鈴木大拙館など約100施設を対象に、臨時休館またはイベント中止の措置を講じる。石川県独自の緊急事態宣言に呼応した対応となる。65歳以上の高齢者のワクチン接種を加速させるため、19カ所の医療機関で実施する集団接種の1カ所当たりの受け入れ数を増やす。

  集団接種受け入れ増

 鈴木大拙館や金沢能楽美術館など40施設が全面休館し、金沢21世紀美術館や金沢歌劇座など約60施設はイベントの中止や延期を行う。21美など貸館業務を行っている施設については、利用時間を午後8時までに制限する。図書館や公民館は入場整理を行った上で利用できる。

 市有施設の休館やイベント中止に伴い、利用者が既に使用料金を納めている場合は返納する。キャンセル料も免除する。

 期間中は天神橋や梅ノ橋など10施設の夜間ライトアップを中止する。

 市職員の時差出勤やテレワークを促進し、時間外勤務は午後7時までとする。

 集団接種については休診日などを活用し、接種可能人数を増やす。市広域急病センター(西念3丁目)が1週間当たり約350人、市立病院(平和町3丁目)が約600人、木島病院(松寺町)が約1200人を受け入れる。市はそのほかの16医療機関に対しても拡充を要請している。

 市内の高齢者のワクチン接種を巡っては、接種予約が取れた時期が8月となる市民もおり、集団接種の枠を拡充することで、政府が目標に掲げる7月末までの高齢者接種完了に間に合わせる。

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