入浴施設でクラスター

 石川県は9日、コロナ治療中の1人が死亡し、新たに63人が感染したと発表した。会食関係8例目のクラスター(感染者集団)が発生し、直近1週間の感染経路不明者は92人、重症者用病床の使用率は40%で、いずれも過去最高となった。

 直近1週間の新規感染者数は306人と初めて300人を超え、県指標のステージ4相当(285人以上)となった。これまでの最多は8日の283人だった。

 新たなクラスターは県内の食事ができる入浴施設で会食していた金沢市内の50~80代の男女5人。7日に感染が公表された同市の60代男性の接触者調査で分かった。6人は施設に集まってお茶を飲んだり、菓子を食べたりしていた。5月のクラスター発生は計6例、通算では55例となった。

 このほかのクラスターでは、小松市民病院1人、スポーツ関係1例目4人、同2例目8人、会食関係7例目と飲食店13例目各1人の陽性が確認された。

 9日公表の感染者63人の内訳は、クラスター関係20人、感染者の濃厚接触者と接触者27人、経路不明者16人。重症1人、中等症7人で、そのほかは無症状か軽症。園児や小学生が含まれる。居住地は金沢市20人、加賀市9人、七尾市と内灘町が各6人などとなる。

  自宅療養13人増

 感染者を療養状況別にみると、自宅療養が前日より13人多い40人に増えた。入院は前日比18人増の296人、ホテルでの宿泊療養が3人増の84人で、このうち入院せずに直接ホテルに入所したのは5人増の46人だった。高齢者施設などが1人減の13人、入院か宿泊療養を予定している人が4人増の75人となった。

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