トロッコの体験乗車を楽しむ家族連れ。後方はキハ3号=小松市立ポッポ汽車展示館

 小松市立ポッポ汽車展示館で4日、旧尾小屋鉄道で使われた気動車「キハ3号」の体験乗車が行われ、家族連れらが「鉄道旅行」を楽しんだ。

 展示車両の保存に取り組む「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」が企画し、家族連れを乗せた気動車が約20メートルの鉄路をゆっくりと2往復した。鉱山電車(トロッコ)の体験乗車も行われ、同市今江町の安藤想ちゃん(3)は「トロッコが好き、楽しかった」と笑顔を見せた。体験乗車は無料で次回は6月6日に実施する。

 尾小屋までバスで訪れた人に厚紙の切符「硬券」で作られた乗車証明券が配られた。

  尾小屋の遺構巡る 小松で講座

 小松市の県尾小屋鉱山資料館は4日、かつて鉱山町として栄えた同市尾小屋町で産業遺産を見学する講座を開き、参加者15人に鉱石の製錬時に生じた副産物「鍰(からみ)」で築かれた遺構や町の歴史を紹介した。

 講師の四ツ目圭吾館長が、鍰を成型し、蔵や排水路、階段、墓のどだいなどに活用されたことを説明した。参加者は町内を歩きながら遺構をたどった。今年の講座は11月までに全6回開かれる。次回は6月6日。

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