28日から県内全域の飲食店に時短営業を要請することを決めた対策本部会議=石川県庁

  5月11日までの2週間

 石川県は新型コロナウイルス感染が拡大しているとして、県内全域の飲食店に28日~5月11日、午後9時までの営業時間短縮を要請する。酒類提供は午後8時まで。26日までの1週間の感染者は計190人となり、3日連続で最多を更新。県は感染状況を「ステージ2・感染拡大警報」から「ステージ3・感染まん延特別警報」に引き上げた。谷本正憲知事は、時短の効果が見られない場合は「まん延防止等重点措置の適用要請も視野に検討したい」と述べた。

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  酒提供8時まで

 26日、県庁で開かれた対策本部会議で決定した。時短要請は食品衛生法上の営業許可を取得している飲食店が対象で、カラオケ店やバーを含む。営業開始は午前5時以降とする。飲食店への時短要請は2月以来、3度目となる。

 要請に応じた場合、協力金を支給する。全期間の実施が前提となり、中小企業は1店舗につき1日2万5千~7万5千円を支給する。大企業は1日当たりの売り上げ減少額の4割とし、上限は1日20万円となる。申請は時短期間が終わってからとなる。

 谷本知事は、4月の感染者の行動歴を分析した結果、飲食に関わるケースが多く、接待を伴う飲食店でのクラスターが発生しているとして、「飲食に対して対策を打つことで効果は出てくるだろう」と話した。観光施設の営業やイベントについては、「密を避けるなどの感染対策をしながら対応できるものはやってもいい」と説明した。

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