昨年7月、野々市市の市道で駐車禁止区域に大型トレーラーを駐車し、追突した乗用車の男性=当時(46)=を死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われたトレーラー運転手の男性(47)=大阪府=を無罪とした金沢地裁の判決について、金沢地検が控訴を断念したことが23日、地裁への取材で分かった。無罪が確定した。控訴期限は22日だった。

 公判ではトレーラーの男性が事故を予見できたかどうかが主な争点となった。金沢地裁は8日、乗用車はトレーラーを認識して減速や車線変更をすることが容易だったと判断し、「追突を予見するのは甚だ困難で、過失は認められない」として無罪を言い渡した。

 金沢地検は「事故の起きた夜間、付近は暗く、駐車車両の発見は難しい」と主張し、罰金50万円を求刑していた。

 地裁判決によると、昨年7月28日午前3時50分ごろ、野々市市内の駐車禁止の片側2車線道路で、駐車中のトレーラーに乗用車が追突し、乗用車を運転していた男性が死亡した。

無断転載・複製を禁じます