石川県内で施設入所者を除く65歳以上の一般高齢者を対象とする新型コロナウイルスワクチン接種が5月の大型連休後に本格化する。5市町が4月中、14市町が5月中の開始としている。金沢と能美を除く17市町は開始済みを含め、今月から予約受け付けを始める。

 4月開始は、小松、かほく、珠洲、川北、津幡の5市町。

 5月開始の14市町のうち、白山、七尾、輪島、内灘、中能登、能登の6市町が上旬、金沢、加賀、野々市、羽咋、志賀、宝達志水の6市町は中旬を予定する。能美市と穴水町は5月24日の開始を目指す。

 5月に入ってから一般高齢者の接種が本格化するのは、国からまとまった量のワクチンが市町に届くのが5月10日の週からとなるためだ。

 県全体の高齢者人口約33万4千人に対する充足率は5月3日の週まででは10%にとどまるが、10日の週と17日週の到着分で30%近くまで上昇し、31日の週までには45%まで上昇するとみられる。

 高齢者接種を巡っては、会場を特設する「集団接種」と、かかりつけ医での接種を想定した「個別接種」がある。20日までに1337人が接種を受けた。

  金沢市は5月15日スタート

 金沢市の山野之義市長は21日、市役所で会見し、高齢者施設に入所していない65歳以上へのワクチン接種を5月15日に開始すると説明した。市内の病院44カ所と診療所(クリニック)157カ所の計201カ所が接種を担う。

 市はホームページでワクチンを受けられる医療機関111カ所を公表した。誰でも申し込みが可能で、残りの90カ所は以前から診察する患者に限るなどの条件がある。予約は▽医療機関への直接申し込み▽コールセンターへ連絡▽スマートフォンなどで使えるアプリ-の3種類で行う。

 山野市長は国から十分な量のワクチンが供給されることを前提に「6月中に希望する高齢者への接種を終えたい」と述べた。

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