富山県は21日、新たに新型コロナウイルス感染者21人を確認したと発表した。富山市は、同市内のアルコールを提供する飲食店でクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。

 新たに感染が確認されたのは、富山、射水、南砺、黒部の各市在住の10歳未満~80代の男性16人、女性5人。

 新規感染者のうち、富山市内の50代~80代の男女4人は客として飲食店を利用していた。この飲食店では既に店主や従業員ら3人の感染が判明しており、感染者が計7人となり、市はクラスターと認定した。

 市によると、この飲食店はカラオケ施設があり、仕切り板などの感染対策は取られていたものの、市は店内で客らが飲酒して会話をしているうちに感染が広まったとみている。

  県立高の生徒ら16人感染

 また、県教委は同日、富山市内の同じ県立高に通う生徒15人、教職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。16人のうち生徒11人は、既に発表されているカラオケ店のクラスター関連。残る5人について、同じ県立高に通っているものの、特定のクラスや部活動で感染が広がった状況が確認されていないとの理由から、クラスター認定はしていない。今後、生徒と教職員全員の検査を行う。

 県内の新規感染者は8日連続で2桁となり、感染者の累計は1186人(うち変異株は149人)となった。

 21日午前10時現在、県内で入院中の患者は73人で、うち重症者は1人。

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