石川県は21日、新たに新型コロナウイルス感染者33人を確認し、県内で2クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。1日の新規感染者は4月16日の35人に次いで2番目に多い。直近1週間の新規感染者数は154人と、前日の142人を上回り、過去最多を更新した。感染者の累計は2248人となった。

 新たに感染が確認されたのは、金沢、白山、小松、野々市、七尾、内灘の各市町と県外在住の20代~90歳以上の男性12人、女性21人。

 新規感染者のうち、金沢の20代女性と50代男性は県内の事業所に勤務する会社員。この事業所にはこれまで同僚ら3人の感染を確認しており、計5人となった。県は県内44例目、職場6例目のクラスターが発生したと認定した。

 さらに、金沢、白山、内灘の20代~50代の男女4人と、金沢、内灘の80代~90歳以上の男女5人、内灘の50代~70代の男女2人の計11人は県内の高齢者施設の職員や利用者と、その同居者。県は県内45例目、福祉施設2例目のクラスターと認定した。22日にクラスター対策班を派遣する。

 クラスターが発生した浅ノ川総合病院(金沢市)では、新たに看護師2人と入院患者1人の計3人の感染が判明。これまの感染者と同じ病棟に勤務、入院しており、感染者は計11人となった。小松市民病院では1人の陽性が新たに分かり、感染者は計25人に上った。職場クラスター関連では新たに1人が感染し、計15人となった。

 このほか、既に公表されている感染者の濃厚接触者または接触者が2人で、残る13人の感染経路が分かっていない。感染経路不明者は過去最多となった昨年8月20日の13人と並ぶ。直近1週間の感染経路不明者は計49人となり、過去最多となった。

 21日現在、県内で治療中の患者は219人(前日比23人増)、うち重症者は12人(前日と変わらず)となっている。

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