小松基地に到着したブルーインパルス=21日午前9時、小松市内

小松空港の展望デッキには大勢の航空ファンが詰め掛けた=21日午前9時15分

 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が21日、空自小松基地に到着した。砺波市で22日~5月5日に開催される2021となみチューリップフェア(北國新聞社、富山新聞社後援)の初日、現地の上空で展示飛行する。小松基地への飛来は2019年9月の同基地航空祭以来で、多くの地元ファンがしきりにシャッターを切り、雄姿に沸き立った。

 小松基地に近い小松市浮柳町の「スカイパークこまつ共生の丘」や、小松空港の展望デッキには、21日朝からカメラや双眼鏡を携えた愛好者が続々と集まった。午前9時すぎ、青空に、鮮やかな青と白の7機が姿を見せると、ファンは一斉にカメラを構え、機体に向かって手を振る姿も見られた。

 新潟市から車で約4時間掛けて撮影に訪れた自営業の佐々木譲さん(47)は「陽光を浴びて機体が青空に映え、美しい姿が撮れた」と満足げな表情を浮かべた。

 ブルーインパルスは昨年、新型コロナの影響で小松基地航空祭への参加を見合わせた。金沢市の会社員笹山裕輔さん(32)は「コロナで暗い世の中だけど、地域の皆さんも空を見上げて少しでもリフレッシュできるんじゃないかと思う」と話した。

 ブルーインパルスは22日、会場の砺波チューリップ公園で開会式後の正午ごろから約20分、6機編隊で飛行する。所属する空自松島基地(宮城県)によると、桜などを描く予定。21日は午後に小松基地から飛び立ち、リハーサルを行う。

  小松基地、部品落下1件
   昨年10月~3月、被害なし

 航空自衛隊小松基地は21日、昨年10月1日~今年3月31日に同基地の航空機から部品落下が1件あったと発表した。現時点で被害は確認されていない。

 2月19日、同基地の第303飛行隊のF15戦闘機が日本海上で飛行訓練を実施した際、右翼の後ろの付け根部分にある「フラップアップストップ」の部品が落下した。縦約5センチ、横約4センチ、厚さ約4センチで、重さは約109グラムだった。

 加治屋秀昭司令は「引き続き入念かつ確実な点検を継続し、飛行安全には万全を期したいと考えています」とコメントした。

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