21日午前の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=107円台後半を付け、3月5日以来、約1カ月半ぶりの円高ドル安水準となった。

 午前10時現在は前日比31銭円高ドル安の1ドル=108円09~10銭。ユーロは75銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円08~12銭。

 前日に米長期金利が低下し、日米の金利差が縮小するとの観測から、円を買ってドルを売る動きが先行した。東京株の大幅下落で投資家心理が冷え込み、比較的安全な通貨とされる円が買われる場面もあった。

 市場では「運用リスクを回避する目的の円買い注文が入りやすかった」(外為ブローカー)との声があった。

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