運転開始から40年を超えた関西電力の原発3基の再稼働について福井県議会が開いた全員協議会=19日午後、福井県庁

 運転開始から40年を超えた関西電力の原発3基を巡り、再稼働の是非を検討している福井県議会は19日、全員協議会を開き、資源エネルギー庁や関電から安全対策などの説明を受けた。議員からは事故時の住民避難計画や、原発に対する国民の理解不足を懸念する声が相次ぎ、エネ庁幹部は「立地地域の理解と協力なしでは成り立たない。国が前面に立って取り組む」と強調した。

 美浜原発3号機と高浜原発1、2号機が立地する美浜、高浜両町は既に再稼働に同意し、県議会と杉本達治知事の判断が焦点となっている。

 全員協議会では、国に原子力政策などの明確な方向性を示すよう求める意見も上がった。

無断転載・複製を禁じます